革製品に使われる革は、製品の使い方やデザインによって使いわけられています。

革によって異なる特徴を知っておくことで、バッグが選びやすくなるでしょう。

そこでこちらでは、革にはどのような種類・特徴があるのかをご紹介します。

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革製品に使われている、革の種類と特徴をみていきましょう。

牛革

革素材として、もっとも使用されているのが牛革です。

牛革は丈夫で仕上がりが美しく、流通量も多いです。

しかし、一口に牛革といっても、牛の月齢や性別で名称や性質が異なります。

・カーフ

カーフは、生後3ヶ月以内（歯が生える前の母乳を飲む時期）の子牛の革です。生後3ヶ月以内のため傷が少なく、表面が滑らかなのが特徴です。また、繊維も細くて柔らかいです。表面が滑らかで厚みが薄いため、厚みを揃えるために削る必要が少なく、薄い割に丈夫でしなやかなので、高級革製品に使用されています。

・キップ

キップは、生後6ヶ月～2年以内の牛の革です。

カーフよりも厚みと強度があるため、汎用性が高い牛革とされています。

・ステアハイド

いわゆる牛革と呼ばれる革は、去勢した牡のステアハイドと、雌のカウハイドです。

生後2年以上経過しており、なおかつ生後3～6ヶ月以内に去勢された牡の革です。

流通量が多いため、幅広く使われています。

・カウハイド

生後2年以上経過した牝の革です。

成牛で大きな面の革がとれるため、大きなバッグや洋服に使用されています。

馬

馬の革は繊維が粗く薄くしなやかです。

特にコードバンと呼ばれている採取量が少ない臀部の革は、繊維が詰まっており光沢が美しいため、超高級素材として使われています。

豚

日本で多く生産される革が豚革です。

スエードのように仕上げたピッグ・スエードは、衣料品やシューズに使われることも多いです。

革の表面には毛穴があり、薄く、通気性に優れているのも特徴です。

山羊

表面のシボが特徴的な山羊革は、おとなの革をゴートスキン、こどもの革をキッドスキンと呼びます。

鹿

柔らかくふっくらしている革として知られています。

植物油でなめしたセーム革は、伸びても元に戻る、濡れても硬くならない特徴があります。

羊

羊革はシープ、授乳期ならラムと呼びます。

毛穴のキメが細かく、柔らかです。手袋や帽子などの小物に使われることが多いです。

ワニ

クロコダイルやアリゲーターと呼ばれ、美しい鱗の模様が人気です。

革の種類は上記でご紹介したもの以外にも多数あり、どんな用途で使用するか、どんなデザインにするかによって使いわけられています。

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革を使ったバッグは重いというイメージもありますが、RayzClosetの本革メッシュバッグはとても軽いので、荷物をたくさん入れることができます。シンプルすぎないおしゃれなデザインが特徴です。

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